1990s Development

1990年代

世界へ、そして次の時代へ

当時の全体営業会議の様子
店頭売買銘柄の新規登録証授与式
聖公会神田ビル本社の様子
  1. シンガポールに初めての海外拠点を開設

    当時、日本や世界の多くの企業が人件費の安い東南アジアに生産をシフトしており、日本電計もシンガポールに初めての海外拠点を1990年に新設。本社から派遣した技術者と現地スタッフが協力して、製品の販売や修理・校正サービスの提供を開始しました。

  2. 相次ぐ海外進出

    シンガポールを皮切りに日系メーカーの海外展開に伴走する形で、1996年に中国上海・天津、マレーシア、1997年にはタイに拠点を新設しました。日系のお客様への販売・サポートを強化するとともに、中国では現地企業との取引も開拓し、海外ビジネスを拡大しました。

  3. 株式公開

    急速な事業拡大が続く中、更なる成長に向けて1991年に株式公開(店頭登録)を実現しました。証券会社や大蔵省に提出する書類の準備がそれまでの日常業務とは全く異なり、準備開始から3年の年月を要しました。

  4. 新たな世代へのバトンタッチ

    1997年、本社を千代田区外神田の聖公会神田ビルへ移転しました。1999年には創業者・高田啓伸が会長職に退き、河野道明が2代目社長に就任。創業以来48年にわたる事業の歩みを引き継ぎ、新たな世代が未来への一歩を踏み出す契機となりました。

1990年代の沿革

  • 1990
    9
    シンガポール支店 開設
  • 1991
    3
    資本金7億467万円増資
    10
    株式店頭登録、 資本金11億5917万円増資
  • 1992
    7
    第一計測株式会社から営業権全部を譲り受け、長野営業所、松本営業所 開設
  • 1996
    7
    中国・天津駐在所 開設
    マレーシア現地法人 開設
    8
    中国・上海駐在所 開設
  • 1997
    5
    タイ現地法人 開設
    11
    テクニカルセンター分室 開設
    12
    本社を千代田区外神田の聖公会神田ビルへ移転
  • 1998
    4
    東北駐在所から東北営業所へ業務拡大
    7
    中国・大連事務所 開設
  • 1999
    1
    中国・深セン事務所 開設
    4
    河野道明が2代目社長に就任

年表に戻る