1970s Development
1970年代
石油危機の中、東西に拠点拡大
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逆風下でも広域展開を推進
第四次中東戦争に端を発し、1973年に勃発した第一次石油危機は世界経済に大打撃を与えました。日本経済も例外ではなく円高と低成長期に突入し、物価の高騰や人件費の上昇、電力事情の悪化といった厳しい状況に直面しました。こうした逆風下、多くの企業がコスト削減を徹底し、取引先との連絡にさえ県外電話の禁止や往復ハガキの使用といった措置をとるほどでしたが、日本電計は業容拡大を狙い1973年に多摩営業所、1974年には茨城営業所を新設しました。
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東海・中部経済の中心地へ
続いて1976年には名古屋営業所を新設しました。元々は浜松営業所が名古屋までカバーしていましたが、以降は有力メーカーが集積する東海・中部地区において両営業所を線で結んだ訪問活動が可能となりました。こうした積極的な拠点展開により、首都圏のみならず東西の主要なユーザーに対して、一段と地域に密着したサービス提供体制が確立されたのです。
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パソコン関連の本格的取組み
1976年、パソコン及び周辺機器の取扱いを本格的に開始しました。アナコンやリレー式計算機、ミニコンは研究機関に計測データの解析用として販売していましたが、米国のタンディ社製のパソコンが日本で発売されたことを契機に、将来、電子計測分野においての解析・記録ツールとして必要不可欠な商品となることやFA分野における制御装置としての可能性を感じました。周辺機器の取扱いを充実させる取組みも早くから展開し現在に至るまで継続しています。
1970年代の沿革
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1970年
- 4月
- 株式会社デンケイ 設立
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1973年
- 4月
- 多摩営業所 開設
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1974年
- 3月
- 茨城営業所 開設
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1976年
- 8月
- 名古屋営業所 開設
- 10月
- パソコン及び周辺機器の取扱いを本格的に開始
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